Aurora Lab.





左右の脳で分解される言語

Category : Typography 10月 10th, 2006

日本人は尺八や三味線などの邦楽楽器、動物や虫の鳴き声、人の話し声(母音子音)、それに風鈴や鹿威し等、生活の中に溢れる『音』に対して左脳で聴くと言われてる。これらの多くは擬態語、擬音語として言語の中におびただしく存在している。
また、逆に欧米人は子音の音以外すべてを右脳で聴いていると言われている。

この左脳と右脳で聴くということにどんな違いがあるかというと、右利きの人の場合、約98%は左脳に言語野があるために日本人の場合は単なる空気の振動であるはずの『音』を『性格をもった言葉』として捉え、処理、認識しているのではないか。

 

どこまでが言語で、どこまでが音色で、どこまでが単なる音なのか。

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